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2010/03/17キナバル山2/6日目(2)

キナバル山2/6日目(2)
 公園管理等で入山手続きをする。一人一人自分の名前が刻印されたプレートを受け取る。これを首にぶら下げ入山するのである。ここで、昼食となるランチセットを受け取る。タッパーの中にチーズサンド・鶏のから揚げ・ゆで卵・リンゴ・それに1リットルの水の内容だ。一切の手続きをガイドに任せしばらく待ち、さていよいよ10時登山開始となる。
 朝方小雨がぱらつき霧がかかっていたが,ようやく天気が回復してくる。標高1866.4m・気温21度
 緯度6度とは言え標高が高いのでさほど暑さは感じられない。湿度も少ない。来る前の想像では、日本の7月のアルプス。害虫に悩まされ、暑さをぬぐい、扇子をあおぎ、蚊取り線香を付けて歩くさまを想像してきたが、まるでいいように違った。日本の初秋の趣がありかなり歩きやすい。
  景色は日本の山に似て、黙って歩かされれば、異国にいる感はまるでない。息をつくようでも無く、単調な階段のようなのぼりが続く。この季節花はほとんど咲いておらず、ただ黙って歩くのみ。時折ガイドが植物の名前などを話すくらいか。あとは、世界中から訪れた人々の会話が聞こえたりするくらい。ただ鳥のさえずりだけは南の島に来たのだなという感じがした。
 ちょうどいいところに東屋のある休憩所かある。そこには水洗トイレとごみ箱と水のタンクが必ず設置されている。世界遺産なのにごみ箱はどうかと思う。日本の山よりごみは余計に落ちていた。がトイレはどこもきれいだった。